北欧式、ヨーロッパ式、高燃焼効率蓄熱式暖炉、クッキング薪ストーブ、ペチカ(蓄熱壁)ピザ釜、パン焼オーブン等関連設備設計施工
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蓄熱型暖炉フィンランドモデル製作過程

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北欧や欧州等で発展した蓄熱型暖炉の利点とその特徴

北欧等で発展した蓄熱型暖炉の利点とその特徴

存在自体に魅力がある暖炉や薪ストーブですが、それらの暖炉や薪ストーブに期待する基本的な機能は部屋を暖めるという事ですが、冬の寒さが厳しい北欧等ではその性能はより重視されていると思います、その為薪を燃やした熱を如何に無駄に捨てないかを工夫し、様々な知恵を凝らして伝統的な壁付き暖炉(Open fireplace)では利用し切れなかった熱を有効利用するタイプの蓄熱型暖炉が生まれ、それをより効率的にしようという試みは今でも続いています。

現在北欧やヨーロッパ等で普及し使われている暖炉やストーブ、ヒーター類は様々な種類があり、薪など木質系のものを燃料にしているものに限定してもタイプや機能、デザインは数え切れないくらいあります。

同じものでも呼び名が違ったり複数の要素が混ざっていたりするのでそれらを正しく厳密に区別するのは難しいですが、薪など木質系のものを燃料にしている暖炉又は薪ストーブに限るとその種類は大きく別けて概ね3つのタイプがあるように思います、蓄熱式暖炉(Masonryheater)はその内の一つになります。

それぞれの種類の暖炉は一長一短ありますが、一つ目は伝統的ないわゆる壁付き暖炉で、これは直に燃える火が魅力的ですが熱効率が低く施工が比較的難しいという事、それを多少改善した別のタイプとして炉を独立させて鋳物等で作り、それを壁に埋め込む或いはむき出しで使う暖炉(薪ストーブ)が一つ、埋め込むタイプはビルドインタイプの暖炉と呼ぶ場合もあるようで、見た目は略壁付き暖炉ですが機能的には薪ストーブの類になります。

最後に当方で施工しているタイプになる、炉から煙突に至るまでの煙道の仕組みや形を工夫して本体などに蓄熱する蓄熱式の暖炉という事になります、蓄熱性を高める為に基本的に炉やその周りの本体等は鋳物やスチールを利用せず蓄熱性が高い煉瓦や耐火物等を使用します。

蓄熱式暖炉とその基本的特徴

     
  1. 燃焼した熱を捨てずに本体等に蓄熱するので火を消しても暖かさが持続する
  2. 本体等を複数の部屋にまたがり設置すると一度の燃焼で複数の部屋を暖められる
  3. 吸気、排気の工夫で燃焼効率が高いので薪の消費が少ない
  4. 燃料を略完全燃焼し効率よく蓄熱していくので排気が比較的きれい
  5. 煤の発生が少ないので掃除頻度は低くメンテナンスも容易
  6. 本体等の構造は比較的単純且頑丈な為長持ち、維持費もあまり掛からない
  7. デザインの自由度がある程度あり好みのタイプに仕上げられる
  8. 本体の大きさ、使用材料等により温まるまで多少時間が掛かるものが多い
  9. 比較的大きなサイズのものが多く設置後は基本的に移動は出来ない

極簡単に蓄熱式の暖炉の特徴をまとめると以上のようになります、蓄熱型暖炉やその他の暖炉等についてより詳しくはこちらから




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