北欧フィンランド式、高燃焼効率蓄熱式暖炉の設計施工、その他クッキング薪ストーブ、ペチカ、ピザ釜、オーブン等関連工事請負
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大型蓄熱型暖炉修復作業過程

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北欧式蓄熱暖炉その1 フィンランド式蓄熱暖炉&オーブン付
フィンランド式蓄熱暖炉の特徴

フィンランド式蓄熱型暖炉複数イメージ 薪を燃やす炉(火箱)には炉と室内を隔てるドアが付き火はむき出しにはなりません、本体は家の構造物と一体、或いは一部重なっているものもありますが、基本的には部屋のどこかに独立して設置してあり本体の形状は縦長のものが一般的で壁付き暖炉に見られるスロート的な絞りが炉上部にあり、その上部に副燃焼室(チャンネル)等を設けて本体両サイド又は奥に煙道があるのが主な特徴(違うものもある)です、その為本体の幅は構造上特殊なもの以外はかなりの重量物になります。

構造的にオーブンを取り付けられるタイプが多く、暖炉+オーブン付仕様のものも良くあります。炉のサイズは自由に設計出来、設置する部屋のサイズや熱損失等を考慮しその部屋サイズに合った出力熱量等を算出し燃焼可能な薪の最大量を元に炉のサイズを決定します。

本体は煉瓦、タイル、セラミック、天然石等を使用し、本体外壁仕上げはレンガやタイルを生かしたもの、耐火物で表面を仕上げ色を塗ったもの等バラエティーに富みます。蓄熱型の暖炉の為本体は炉で薪を焚くにしたがって徐々に暖かくなっていきます。

一般的なタイプは部屋が快適に過ごせる20度前後の温度に達する程度の燃焼では炉周辺の金属部分等を除き暖炉本体の表面温度は長く触っていると多少熱いかな、と感じる程度までの上昇の為本体に触れて火傷するような危険性はありません。

蓄熱暖炉の特長を生かすために暖炉本体はオープンファイヤタイプの壁付暖炉等のように壁等の一部として壁に埋め込まず、側面や背面も壁の一部として設置したり各部屋の中心部に設置したりする等なるべく本体の面積を多く露出させる設置の方が暖房効率が高まります。普及型の本体形状は縦長の長方形状のもの、部屋の隅設置用に壁の形状に合わせたものが多く見られますが、自由なカスタムデザインも可能なので北欧的なデザインのユニークな暖炉も多数あります。

薪、炭等木質系のものを基本的に燃料として使用し、薪の種類は特に問いません、吸気口で燃焼用の空気流入量の微調整が行えるものを備えていれば燃焼速度の加減が行え、煙道端部等に取り付けられた排気用ダンパーで消火後の熱損失を抑える事が出来るようになっています。

薪を焚く時間と炉の大きさに比例しますが蓄熱する量は比較的多いので大き目の部屋を暖房する場合に向いています、設置する部屋の大体の大きさは構造物の断熱性能によって変わりますが蓄熱型暖炉本体の一般的な高さ2メートル弱位の2立方メートル程度サイズのもので十畳以上~位が目安になります、断熱性能がよい建物ならより大きな部屋を温められますし断熱性能が劣る建物の場合はより火力のあるものが必要になります。(小さい部屋向きのタイプの施工も可能です)。

再度簡単に一般的なフィンランド式蓄熱暖炉の基本的な特徴を説明すると

フィンランドモデルの蓄熱暖炉の特徴の図

上の画像の説明にあるように

  1. 炉のドアがつく蓄熱暖炉本体前面の幅は炉や煙道の構造上ある程度の幅になる。

  2. 煙道の煤払い、点検用に設けられたソートフラップ(掃除窓)が炉の脇等にある。

  3. 炉上部の構造上オーブンの設置が容易なので暖炉として熱損失は多少あるがオーブンを取り付ける場合も多い。

フィンランド式蓄熱暖炉の代表的な参考仕様(材料、設計等により仕様は変化します)

フィンランド式蓄熱暖炉正面、側面仕様入りイラスト




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