北欧式、ヨーロッパ式、高燃焼効率蓄熱式暖炉、クッキング薪ストーブ、ペチカ(蓄熱壁)ピザ釜、パン焼オーブン等関連設備設計施工
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北欧式暖炉、関連設備設計施工
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暖炉で寛ぐ恋人達

北欧やヨーロッパで広く使われている効率的な蓄熱式暖炉

暖炉といえば洋画等で目にする機会はありますが、形、大きさ、デザイン、素材、機能は実にバラエティーに富んでいます、炉に薪をくべて燃やすシンプルなオープンタイプの伝統的な暖炉から、耐熱ガラス付きのドア等を取り付けてあるタイプ、又薪を燃やした熱を蓄積して利用するタイプ等まで形、大きさ、構造、実に様々です。

北欧やヨーロッパ、北米、ロシア等一般的に暖炉、薪ストーブ等が利用されている地域では燃料の薪等が安価に手に入れやすく設備やサービス等が整っています。その為一般家庭等に広く普及している暖炉、薪ストーブ、ペチカ等の暖房設備ですが、北欧やヨーロッパ等では薪を燃やした熱エネルギーをなるべく無駄にしない高燃焼効率タイプの「北欧式の蓄熱型暖炉」が一般的によく使われています。

暖炉は日本でも一般的ですが、日本独特の囲炉裏や竃(かまど)、焜炉等古来より使われてきた暖房、調理設備等もあり、西洋タイプのものも含めて薪を炉で燃やすものを一括りに暖炉と呼ぶ場合もあるようです。

ただ厳密には炉で燃やした熱をレンガ等に蓄熱して利用する暖炉は英語では「Masonry heater」(tile stove等含)と呼び、オープンファイアタイプの伝統的な壁付き暖炉の「Fireplace」とは区別しています、又「北欧式蓄熱暖炉」等これら高燃焼効率タイプの「Masonry heater」等の暖炉は種別的には日本ではロシア語のペチカ(ロシア式の暖炉)に類似している為ペチカと呼ぶ場合もあるようです。

この北欧式の燃焼効率が高い蓄熱型暖炉のタイプが北欧やヨーロッパ等で広く普及している主な理由は、本体等に蓄熱していく為炉が面した部屋以外に複数の部屋の暖房も同時にできるため効率的で、蓄熱性を高めている為燃焼焼効率が高く、それが故に排気が比較的クリーンで結果的に手入れが楽という面があるでしょう。

又基本的に少ない薪の量で多くの熱を利用出来るので経済的なメリットがあるという点もあるでしょう、又森林資源の有効利用等環境意識が高い北欧やヨーロッパ等では自然保護の面からも熱効率の良いものが自然に選択されてきたとも言えます。

又デザイン性も非常にバラエティーに富んでいてカスタムデザインも比較的容易な為、煉瓦、石、タイル等様々な材料を使用した個性的な色、形、見た目の暖炉が存在します、装飾品としての意味合いが濃い暖炉も少なくありません。

一方日本では北欧やヨーロッパ等の一般家庭、レストラン等で広く使われているレンガや石積み等の暖炉や薪ストーブ等のヒーター類はまだそれ程多く普及しておらず目にする機会はまだそれ程多くありません。

いくつか理由はあると思いますが、その一つは経済効率性、利便性等の面からも比較的高価な暖炉を導入してあまり安いとは言えない国内木材資源(無料或いは安価に手に入れられる場合もある)等を燃料として使い、シーズン中、シーズンオフ通して色々手間隙掛けるより、安価で維持が楽な石油、電気、ガス等によるヒーター等が選ばれてきたという事があると思います。

又比較的最近まで日本の一般的な木造建築物の構造は高温多湿の日本の気候を考慮し家の中の空気の換気に重点を置き、高気密、高断熱、蓄熱利用等という事は北国等一部地域を除き余り考えてきませんでした、その為暖房を止めれば暖められた空気は直ぐに逃げ、容易に外気の影響を受けてしまうという事が普通でした。

その為暖房設備の熱効率性は長い間余り重要視されておらず、建築物の設計自体が石油ストーブやエアコン等のより即効性があるものが必用で、即効性が乏しい蓄熱型暖炉のようなゆっくりじわじわと時間を掛けて遠赤外線等の輻射熱を利用して暖かさが伝わってくる様なタイプの暖房設備は向いていなかったとも言えます。

又地震がある日本では構造的に適切な断熱処理に加えてある程度強度を保つ事が同時に求められ、それらの基礎工事等を含む比較的大きい暖炉等は価格的にも高価なものが多く、その価格は暖炉のサイズや構造、使用材料等に比例している為西洋建築物や一部のレストラン、大使館等特別な場合や比較的間取りにゆとりのある建物、別荘等をのぞき日本の一般家庭等にはそれ程普及してきませんでした、その普及率の低さから専門の技術者が育たず現在に至っています。

それが近年多少変化しはじめている理由は、火気使用室の規制緩和を含む法律改正を契機に本格的な煉瓦造りの暖炉や鋳鉄製の薪ストーブ等の導入がこれまでより容易になり、それに伴い参入してくる業者が増えてきたという事でしょう、同時に夏は涼しく冬は暖かい高断熱構造の建築物が普及し一般的になってきたのも理由の一つかもしれません。

又暖房としての必要性というより環境志向の高まりや価値観、生活スタイルが多様化し、経済効率性、利便性よりもエコ、スローライフ、自然に接する暮らし、荒れた森林資源の有効活用等、自然志向がある人等の間で昔ながらの暖炉等が再認識され、火を直接扱うという手ごたえに加え、直火でパンを焼いたりピザを焼いたりして楽しめる等古くて新しい側面を持つ暖炉や薪ストーブが見直され人気が高まってきていると言えます。

つまり、単なる暖房装置としての価値以上の魅力が暖炉や薪ストーブにはあるという事でしょう。

更に、東日本大震災時に思い出されるのは電気、更にはガス、水道等のライフラインが遮断され、電話も通じない等という状況ではそれら文明的なもは一切役に立たないという事です、、でも、とりあえず燃やすものさえあれば暖をとる、お湯を沸かす、調理するという生活する上で必要である基本的な事が可能な暖炉やペチカ、クッキング薪ストーブ等は災害時や緊急時に役立つ暖房設備、調理設備であるという事です。

災害時等に生活を維持するという面から見ても以外に有効性が高い暖炉等は今後改めて見直されていくのではないでしょうか?又手入れが行き届かず荒れている森や林、山の再生のために国産材や間伐材、竹林等の利用が推奨されていますが、それらを積極的に燃料の薪として利用するのも地域に貢献する事につながるでしょう。

そんな暖炉やペチカ等の暖房設備北欧式蓄熱暖炉、クッキング薪ストーブは、ほんの少し贅沢に、ゆっくりと流れる時間を生み出し、自然と心が癒され落ち着く空間を作り出してくれるのではないでしょうか、、、

多忙な暮らしの中に「ほっ」とする様なやすらぎを与えてくれる、ひと手間かける楽しさを教えてくれる、、そんな存在です、そんな魅力たっぷりの北欧式蓄熱暖炉を暮らしの中に取り入れてみては如何でしょうか?

屋内用の暖炉、ストーブ等の暖房類に加え、屋内外用のピザ釜、パン焼き用オーブン、魚やソーセージ、ハム、サーモン等をスモークして自家製の燻製にする燻製釜等は利用すればするほど味わいが出てきます、、、又家庭用サウナを設置する家庭も出てきています、、寒い季節が楽しく待ち遠しくなる様なこれらの暖房設備は今後増えていくかもしれません。

当店では北欧やヨーロッパで普及している燃焼効率が高く経済的で構造が特徴的な蓄熱タイプの北欧式蓄熱暖炉、料理専用の小型暖炉のクッキング用薪ストーブ、熱を無駄にせず壁に蓄熱して部屋を暖めるペチカタイプとクッキング薪ストーブを組み合わせた複合タイプ、更にはピザ釜、パン、クッキー等を焼けるオーブン付きのハイブリッドタイプと呼べる暖炉、スモーク料理が楽しめる燻製釜等「北欧式蓄熱暖炉」を中心に様々なタイプの暖炉を神奈川県、東京都、神奈川近県等への設計、施工を行っています。

施工サイズも設置する部屋等にあわせて大きなものから小さいものまで選べます、もちろんデザインはバラエティーに富んでいてカスタマイズも可能なので様々な部屋にあわせられるのも魅力です。

又設置後のメンテナンス等のアドバイス、更には既存の暖炉、薪ストーブ等の修理改修等も可能です、又暖炉等設置に伴って必用な断熱工事、構造強化等リフォーム工事等も行っています、遠方でも対応可能ですのでお気軽にご相談ください。




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